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S63AMG(1)

2010年 04月15日 22:36 (木)

 

 メルケアの切れ目が縁の切れ目というわけではないだろうが、ここのところほとんどヤナセと接触がない。疎遠といってもいいくらいである。数台の新車を買わないと顧客と見なされないのかも知れない。まあ、メルセデスを整備してくれる場所はヤナセ以外にもあるので、それはそれでという感じである。

 これはまだメルケアが切れる前の話。すっかりお蔵入りになっていたのだが、ネタ切れということもあり、引っ張り出してきた(汗。

 別の支店に転勤となった担当の後任者が、挨拶代わりにこの試乗話を持ってきてくれた。ヤナセはそうした試乗のチャンスが極めて少なく、不満に思っていたのだが、これはまたとないチャンスである。この時は「おお、今度の営業氏はやるな」と思ったものだ。今はさっぱりだが・・・。

 お客が殺到すると思われたので、朝一番にヤナセへおじゃました。読み通り、まだ他のお客はおらず、すんなり試乗することができた。

 S63AMGといえば、事実上、ほぼメルセデスのラインナップの頂点をなす車である。と同時に、これ以上のクルマはもうフェラーリベントレーのようなかなり特殊なものになる。

 普通のSクラスですら乗ったことがないので、正直どんなものか見当も付かない。左ハンドルであったが、あまり違和感を覚えずに運転席に乗り込む。さすがに、最高峰の車種だけあり、ドイツ車なりの高級感に溢れている。色気がないのはまあお約束であるが。内装はほぼ総革張りである。その使い方がイタリア車はもちろん、イギリス車とも大いに違う。その対比はなかなか面白い。

 メルセデスはどの車種に乗っても基本操作系が同じなので、迷うことは少ない。ただし、シフトだけはステアリングコラムから出ているスティックをいじるため、勝手が違う(新型Eクラスでも採用されている)。その部分の説明を受ければ、あとは楽に運転できた。

 このシフトレバー一つとってもこのクルマはまっすぐなハイウエイを高速で長距離、疲れずに走ることを信条としていることが見て取れる。一言で片付けると、基本直線番長だろう。日本の高級ミニバンも、巷では直線番長と言われている。しかしながら、その番長ぶりは法規制を考えなければ、雲泥の差がある。

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