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S63AMG(2)

2010.04.16(19:54) 1004

自発光式メーター

一体となったナビ


 早速エンジンをかけるとV8が目覚める。室内にいても音は意識的にはいってくるのだが、外にいるとSクラスとは思えぬ音である。不快ではないが、うるさい範疇に入るかも知れない。

 営業氏が助手席に乗ったのだが、彼もこの車は乗ったことがないらしい。私が楽しんだのは当然だが、彼もけっこうわくわくしていたようで、いろいろなスイッチを試して感心していた。
 
 メーターは
自発光式のもので、これは国産車であれば大衆クラスからあるから、日本ではお馴染みである。真ん中にスピードメーターがデンと鎮座しており、右側のタコメーターは申し訳程度に見える。ここにもこの車の性格が表れている。

IWCの時計

お馴染みのシート調節スイッチ

 

 AMGというとどうしてもその動力性能に目がいきがちであるが、S63AMGのすごいところはシートの調整機能であった。Sクラスの豪華さとAMGのスポーティーさを同時に満たすべく作られているのか、とにかくいろいろな仕掛けが満載である。基本はドア部分にあるメルセデス伝統ともいえるスイッチで調整するのだが、サイドの締め付けやランバーサポート、ショルダーサポートなど、コマンドシステムを駆使して調整可能である。おそらく一度設定すれば動かす人はほとんどいないだろうが、ただただ驚くばかりである。

 お決まりのコースだろうと思っていたら、お好きなようにときたもんだ。高速道路を試せば良かったと、あとになって思った。そこまで気がつかずに一般道での試乗であった。それでも前が空く度に加速を試してみると、大柄なボディがぐんぐん加速する。ボディの大きさからか、想像していた加速より遙かにジェントルであり、アウディRS6に近い感覚であった。暴力的な加速をしたジャガーXKRとはだいぶ違う。それぞれ、キャラクターがはっきりしていて、興味深い。

 このサイズでは街中、特に駐車場では苦労するだろう。しかし高速道路では全く疲れずに運転できそうだ。しかしだ、快適に走るためには日本の高速道路の制限速度があまりにも低い。肉体的にはともかく、まちがいなくストレスで精神的に疲れる。そう考えると、こんな車を2000万円以上出して買う意味など全くない。それでもそう割り切れないのが人間であり、確実にこのクラスを買う人は存在する。

 高速道路の制限速度が現行の1.5倍になってくれれば、このクルマも多少は生き生きとするだろう。日本の場合は良くも悪くも「平等」だから、1000ccのファミリーカーもこのクルマも同じスピードで走ることになり、階級社会の欧州とは異なるから、こうしたクルマが出てくる土壌がない。 

 明らかに身の丈に合わぬ車(以前のアウディもジャガーもだが)で、ただ感心するばかりで試乗記など書けない状況であった。

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