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パジェロディーゼル試乗(2)

2010年 12月08日 20:30 (水)

 内装はかなり古い設計である。この辺にデビューからそれなりの年月が経過していることが見て取れる。メーターパネルの文字は小さくて見やすいとは言えず、表示も綺麗ではない。車両情報も別ウインドウ(フォレスターに似ている)にいろいろ出るようだが、表現が稚拙であり、これまた見やすいとは言えない。

 今時なら軽自動車にも装備されているスマートキー機能もない。もちろん、走行性能そのものに問題はなく、このような車の本質とかけ離れた装備を気にしている点で、日本車の正常進化を妨げているようで気が引ける。しかし、総額400万の車、それも新車となると、ちょっとなぁとどうしても思ってしまう。古いのを承知で中古で買うなら、割り切れるのだが。

 運転席に乗り込むと、高い!かなり見晴らしが良く、ボディは大きくとも運転はしやすそうだ。でも、ボディの大きさを感じるのは狭い駐車場に入ったときで、こればかりはどうしようもない。ミッションはATのみで、もちろんトランスファーがついている。サイドブレーキも足踏み式ではなく、ちゃんと運転席の横から生えている。走ることに関しては手抜かりはないように感じた。

 アイドリングは静かではなく、ディーゼルエンジン特有の音がする。しかし、それほど気になるレベルではなく、走り出すと全く気にならなくなった。出足から強力なトルクで加速し、ストレスは感じられない。もちろんスポーツカーではないから、シートバックに背中が・・・なんてことは一切無い。しかし、自分の想像通り、いや、それ以上の加速はしてくれた。このエンジン、かなり優れものと言えよう。ミッションとのマッチングも上々である。

 足回りもしっかりしていて、妙にフラフラすることもなく、ごくごく普通に運転ができるし、何ら違和感を覚えなかった。エクストレイルのように、加速しなかったらどうしよう?という心配は杞憂に終わった。ステアリングホイールも最近では革巻きが当たり前になったみたいだ。握った感触も非常に好ましかった。

 サスのストロークが十分なので、多少の段差など、全く問題にならない。ディーラーの駐車場で車止めを乗り越えてみたら?と同乗した営業マンに言われ、実際にやってみたところ、普通にコンビニに入るような感じだった。乗り心地もかなりのハイレベルである。試乗を終えて表示された燃費は8km/Lを越えていたように記憶している。試乗は一般的に無駄にアクセルなどを踏むため、燃費には非常に悪いのだが、それを考慮すればかなり優秀だろう。

 平坦路での試乗は不満がほとんど無かった。あとは、山道と高速道路がどうか?であるが、あのエンジンのトルク感からすれば、高速も問題はないだろう。山道については、クロカン4WDと割り切るしかない。それでも、上り坂で大型車を追い越すくらいの力はあるだろう。課題があるとすれば、前時代的な内装と装備品だなぁ。中古で買うなら我慢できるんだけど・・・・。

 後日、ショートボディにも試乗するチャンスがあった。室内は思ったより広く、後席に乗っても不満はなさそうだった(私には関係ないが)。まあ、後ろからの追突など考え始めるとキリがないので、それについては触れない。ロングボディより明らかにキビキビと走り、高速安定性はロングには譲るだろうが、好ましい印象だった。クリーンディーゼルはパジェロの救世主かも知れない。

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テーマ : 新車・ニューモデル
ジャンル : 車・バイク

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