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ディーラーの限界?

2012年 06月19日 22:59 (火)

 例のエンジンとミッションの話。何となく結論めいたものは出ていたけど、ちょっとした知り合いのつてで、もう一軒、話を聞くことができた。大枠では、前回のお店とほぼ同じような内容であったが、ここの社長は自らW211に乗っていて、エンジンとミッションは(多分)私と同じなので、いろいろ話を聞かせてくれた。

 まず、エンジンオイルの減りについては、オイル交換のスパンが長いのが原因の一つだという。日本の交通事情ではメーカーが推奨している距離(15000km)では、オイルにとって少々過酷らしい。まして、0-40Wという粘度の低いものでは、走行距離が伸びたエンジンでは消費が激しくなる。このため、こうしたエンジンに対してはもう少し硬いもの、例えば10-40Wあたりを使用すると消費が抑えられる可能性があるとのことであった。

 これは、ネットで調べても同様の意見が多数見られた。一つの説としては成り立つだろう。長く乗るには、オイルはマメに交換した方が良いのかも知れない。しかし、SLKではオイル交換1回に2万円以上かかる。一般に推奨されている5000km毎に交換すると仮定すれば、オイル代の差額がオーバーホール代金と匹敵してしまいそうだ。15万キロでオーバーホールすると、それまでのオイル代の差額は40万円にも達する。

 40万あればオーバーホールできそうに思う。これなら、オーバーホールした方が気分が良いと思いませんか?

 そして7G-Tronic。

 ここの社長はミッションフルードもエンジンオイル同様、交換すべきと言っていた。ミッションフルードの交換については種々の意見がある。ただ、同じ合成化学物質からできているのに、エンジンオイルは交換が必要なのに対し、ミッションフルードは交換不要というのも何となく解せない気がする。そう言った意味では、社長の主張にも頷けるのだが。

 ディーラーは取扱いメーカーの車を数多くみるため、ノウハウは蓄積しやすい環境にある。しかし最近の車は極端な話、ノートパソコンが使えれば故障診断ができてしまい、いわゆる職人気質の整備士は育ちにくくなっている。また、ディーラーならではの縛りもあり、細かな修理はできずに、基本はAssey交換せざるを得ない。結果として修理費は割高になるケースが多々見受けられることになる。良い悪いはさておき、ディーラーとはそういうもので、それがディーラーの限界であろう。

 一方で、こうしたプロショップはノウハウが全てであり、極端な話、ミッションフルードを見て触って臭いをかげばかなりの部分の診断がついてしまうこともある。これはコンピューターでは絶対にまねできない領域である。また、情報も命であり、同症状のケースについてはしっかり頭に入っている。特にここの社長は自分でW211をいじっているだけあって、ディーラーではできない修理のノウハウもあるようだ。

 私の症状のケースだと多くはバルブボディ、その中でもソレノイドが悪くなっている可能性が高いらしい。仮にそうだとすると、本来ならソレノイドだけを交換すれば良いのだが、メーカーはバルブボディAsseyじゃないと出荷しないらしい。ソレノイドだけならパーツ代はたかが知れていて、数千円程度だ。これに対し、バルブボディAsseyは軽く10万円オーバー。おいおい、それって欧州車の考え方とは逆なんじゃ?と毒づきたくもなる。メーカーが悪いのか、輸入元が悪いのか・・・・。

 無論、今回書いたのはある修理工場の一社長の考えである。結果として正しいかどうかは今は判断できないけど、ここに任せれば、しばらくSLKに乗れる気になってきた。万一の場合はここのお店は中古車販売もしているから、程度の良い中古車を探してもらうのもありだな。

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7G-Tronic

2012年06月21日 16:22

こんにちは、bluenimoaqです。

ATオイルの件ですが、エンジンと違ってAT内は燃料の燃えた煤が出ることもないですし、油温もエンジンほどあがらないですから、オイルは劣化しにくいです。
ですので、エンジンオイルほどまめに交換する必要はないんです。

とはいえ、高速走行や山岳路走行では油温が高くなりますし、13万キロも走行しているのでかなり劣化しているはずです。
もしかしたら、オイル交換したら調子が良くなるかもしれませんね。

ただ、心配な点もあります。
新しいオイル+劣化したクラッチの組み合わせで学習がうまくいくかどうか、という点です。
実はオイルの成分はクラッチやベアリング、樹脂部品の性能にかなり影響してます。
ですので、専門家によく相談してからのほうがいいと思います。

bluenimoaqさん

2012年06月21日 18:33

貴重な情報ありがとうございました。
ATフルードの負荷についてはおっしゃるとおりでしょう。多分、その社長のATフルードは定期的に交換すべきという、信念に基づいての発言かと多少は割り引いてとらえています。
ちなみに、私は2回目の車検時に交換しています。しばらくは様子を見ながら(つまり何もしない)走るしかないでしょうね。
壊れたら・・・その時はその時で(汗。

2012年06月30日 12:37

遅レスすいません。

うちのR171は5年でまだ2万キロちょっとなんですけど、実はよく2-3変速と3-4変速しているときにエンジンが吹き上がるんで、ちょっと気になってるんです。 
ていしあさんのR171はそういう現象ありますか?

bluenimoaqさん

2012年06月30日 13:41

私のSLKではエンジンが吹け上がる(要は空ぶかしのような状況と解釈しました)状況は起こっていません。
例の不具合は別にして、気になっている点は停止直前、極低速時にシフトショックが大きいことです。
おそらくは2-1速への変速だと思います。Cモードにしておくとほとんど感じませんので。
ちなみにこれは、ほぼ新車時からの現象です。一度ヤナセに言ってみたことはあり、プログラム変更をやったようでしたが、特に改善はされていません。目くじらを立てる程ではないと思い、放置しています(汗。

2012年07月01日 15:20

> 私のSLKではエンジンが吹け上がる(要は空ぶかしのような状況と解釈しました)状況は起こっていません。
そうですか。 年式もほぼ同じくらいと思われるので、ていしあさんのSLKででないとしたら、うちのSLK個体のもんだいかな? 今度の車検のときにでも、ヤナセで見てもらいます。
情報ありがとうございました。

> 例の不具合は別にして、気になっている点は停止直前、極低速時にシフトショックが大きいことです。
この現象はうちの車でも出ます。 特に寒い日の始動直後はひどいです。

bluenimoaqさん

2012年07月01日 23:00

やはり、極低速ではショックが出ますか。これは、そういうものとして甘受することにします。
ま、壊れてなければイイヤという感じです。

bluenimoaqさんの症状は、私の狭い交流範囲ではありますが、あまり他のSLK乗りの方からも聞いたことがありません。
みてもらった方が良いかも知れませんね。コンピューターに繋いで、何やらいろいろデータを取るみたいです。
ちなみに、私のSLKは2006年12月登録です。