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氷見と高山を味わおう(7)

2013年 01月24日 23:03 (木)

 天気予報では夜から天気が崩れ、全国的に雪模様だという。果たして翌日(成人の日)、ホテルの窓から外を見ると一面の銀世界。CX-5の上にも優に30cmは雪が積もっていた。出発前に、まずはその雪下ろしの作業が必要である。道具は持って行ったのだが、ホテルの人が親切に貸してくれたので、有難く好意に甘えることにした。降りしきる雪の中、20分ほど奮闘し、ホテルでもらった氷をブリの入ったクーラーボックスに補充してから出発。よく、屋根に大量に雪を乗せたまま走っている車を見かけるけど、あれは危険だからやめた方が良い。昨日の朝に詰めた氷はほとんど溶けておらず、その後自宅帰着時でも八割方残っていた。野外に出した車の中は冷蔵庫並み以下だったのだろう。結果的にはホテルで補充する必要はなかった。

 道路は幹線も含め、アスファルトは全く見えていなかった。この状態が軽井沢を越え、群馬県に入るまで延々と続くとはこの時点では予想だにしていなかったし、この雪が世間的には私が思っていたよりもずっと深刻な影響をもたらしたことをその後思い知らされることになった。

 当初の予定ではR361で木曽~伊那に抜けようと思っていた。この国道は改修や付け替えが進んで、HPを調べた範囲では冬期閉鎖区間には指定されていない。ホテルの人は通行不能と言っていたけど、自分の目で確かめないと気が済まない。なので、R361を東進した。対向車は少い上に全て飛騨ナンバーの車であり、県境の長峰峠を越えてきたことを想像させる松本ナンバーの車にはすれ違わなかった。果たして、しばらく走った先にあった電光掲示板にはこの先通行止めの表示が。これで諦めがついて道の駅ひだ朝日村でUターンしたのであった。あとで調べると、やはり一律の冬期閉鎖ではなく、この時に降っていた雪の影響による臨時的な措置と思われた。確実な情報は岐阜県高山土木事務所に問い合わせれば得られるだろう。

 R361がダメとなると、岐阜県から長野県に入る道は実質R158だけだ。さすがにR19まで南下するのは非現実的と言わざるを得ない。R158は言わずと知れた安房峠越え(もちろん旧道は冬期閉鎖だから有料のトンネル)である。平湯温泉へ向かってどんどん山を登る。通常なら標高が上がるにつれて雪の量が多くなるのだが、既に高山市街地でもかなりの積雪になっていたため、雪の量は全く変わらないように思えたし、路面の状況も市街地と大差なしだった。三連休の最終日のため、おそらく平湯付近に宿泊したのだろう、近畿や東海地域のナンバーを付けた車がひっきりなしに下ってきた。逆にこの天候で平湯方面へ登っていく車は非常に少ない。

 安房トンネルを抜けると上高地の入り口で、心なしか雪の量が減ったように思ったが、これは一時的なものに過ぎなかった。路面の積雪は余裕でスキーができるほどであったが、CX-5は何の心配もなく快調に走る。しかし、白骨温泉への分岐を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなってきた。CX-5は何の問題もなかったのだが、前がつかえて進まなくなる状況が頻発しだした。対向車のドライバーなどから情報を収集すると、どうも複数の地点で小規模な雪崩が起き、道路が一部塞がっているようだった。除雪車の手配はしてあるものの、時間がかかっているらしい。30分以上も止まったままという状況もあり、しびれを切らしてUターンする車も見られた。しかし、この位置でUターンという選択肢は我々には考えられない。長期戦の覚悟を決めた。

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テーマ : ツーリングレポート
ジャンル : 車・バイク

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