この区間のR336は事実上、交通量皆無の国道である。それ自体は北海道では珍しくないが、他の国道と違って、この国道だけは海岸近くを走っている。山の中ではないので非常に開放的で、この点を加味すれば唯一無二の国道と言える。とにかく爽快で、そのまま広尾まで行きたかったが、十勝川を渡ったところでD911へ。途中からD320に変わり、先ほど別れたR38と一瞬だけ合流し、すぐD62へ左折した。

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そこからはナビがいい仕事をして、十勝平野を斜めに突っ切った。そろそろ人間とTTRSに燃料を補給する必要がある。帯広市街地をパスしたので隣の芽室町のスタンドで給油。人間への補給は後回し、場合によってはパスかなと思いながら西進を続けた。
D55との交差点あたりで蕎麦屋の看板を見つけたので、それに従って右折した。しかし、それらしきものはなかなか出てこない。R38との交差点が見えてきて、あれは間違いかと引き返そうとしたところで次の看板を発見。暫く走ると目的の蕎麦屋があった。13時を回っていたにもかかわらず駐車場は満車だった。諦めて御影駅周辺で別の店を探すも適当なものがなかった。一周りして戻ると駐車場の空きが出たので、蕎麦にありつくことができた。さすがに地元の人で混雑していることだけのことはあった。札幌滞在中にニュースで知ったが、御影駅の隣の羽帯駅は3月16日で廃止になった。隣なので立ち寄ればよかった・・・・。
この辺の積雪量はかなり多く、蕎麦屋周辺の脇道には路上にもかなりの雪が残っていた。お腹を満たして再スタート。R274で日勝峠を越える。一昨年の大雨で壊滅的な被害を受けた国道であるが、その跡はよくわからなかった。完璧な復旧がなされたようだ。一部作業中で片側交互通行になっていたが、それは災害復旧ではなく除雪のためであった。
登坂車線をうまく利用して大型車を次々とパスして快調に走った。しかし、日高を越えたあたりからはそれも叶わず、忍耐の走行となった。帯広-札幌のメインルートなので、この国道に大型車が多いのは想定内だ。しかし、日高から夕張までが思ったよりずっと長く、もうここを走らなくてもいいと思った。
夕張のセブンイレブンでコーヒーブレイク。長い忍耐の後だけにこのブレイクは心底ありがたかった。夕張から先はもう単なる移動区間。札幌市内に入ると雪の量が多いなと感じた。ホテル前の脇道などはまだ相当量の雪が残っており、歩くのも難儀であった。3日ほど札幌に滞在するので、一旦GTはお休み。
本日の走行と燃費はデータなし