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IS-F試乗~その4

2008.03.24(18:28) 434

 さて、乗り込んで走り出すと非常にスムースに走る。GT-Rと違って、街乗りでも普通のセダンとして使用できるという点が売りであるから、当然とも言える。ただし、足は相当に堅い。だが、締め上げられた堅さではなく、何となくバンピーな印象である。足回りはまだ煮詰めが足りないのか・・。

 バイパスに出て加速すると、想像していたよりもマイルドに加速する。しかし、間違いなく速い。加給付きのような圧倒的な加速ではなく、あくまでもスムースである。そして、確かに4000回転付近から、音が完全に変わる。この音が聞きたくて、無用なアクセルを踏みつけそうな誘惑に駆られる。こんなアクセルワークをすれば、燃費は最悪だろう。


 IS-Fは8速ATが搭載されている。メルセデスの7G-Tronicをはじめ、他メーカーの多段ATを意識したのがミエミエで、トヨタ流の数値でちょっと上回る作戦である。ギアの段数が多ければ良いと言うものではない。しかし、このIS-FのATは非常に優れものであった。ともすれば5Lというエンジンに目が行くが、私はこの車の売りはこのATだと思った。

 とにかくトルコンのくせして、シフトが素早い。これに馴れると、私のSLKに搭載されている7G-Tronicなんて、かったくるて乗っていられない(正直、馴れていなくてもSLKのATは鈍いと思う)。マニュアルモードで楽しめるATでは、DSGが頭一つ出ていると思うが、IS-Fはトルコンで体感上、DSG並の素早さを達成している。ただ、トルコンだから他にメリットはどうなんだ?と開き直られると、答えに詰まる。

 シフトダウンすると、ちゃんとブリッピングする。これはマニュアルモードにしたときに限ってであり、オートマモードでシフトダウンさせても、ブリッピングはしない。私は3ペダルMTに馴れており、2ペダルだと条件反射的に体が安楽モードになってしまい、シフトするのを忘れてしまう。私の場合2ペダルMTを操って楽しむためには、相当慣れが必要である。

 高速道路に入り、フル加速させる。インプレッサの改造車に乗っていた体は、それほど加速Gを感じなかった。こんなものか?というのが正直な感想であったが、メーターを見て驚いた。慌ててアクセルを戻したのは言うまでもない。通常の感覚より50km/hほど速い。速度感のない車である(LSなんかもそうだろうな)。

 加速感については、どうもモードを変えるスイッチがあったようだ。SPORTモードだと、かなりの加速感があるという。知ってか知らずか、同乗したセールス氏からはそんなスイッチがあるという説明はなかった。調子に乗って危険な運転をされても困るので、敢えて知らせなかった可能性もある。

 この日は風が強く、横風の影響を受けやすいコンディションであった。安定性を見るのに、おあつらえ向きだ。意外にも横風の影響は大きかった。もちろん、不安定とまでは言わないが、残念ながらドイツ車のように高速になると路面に吸い付く感覚はなく、それに伴う直進性も劣る。やはり足回りの詰めが甘い。あるいはダウンフォース不足なのか・・。

 ワインディングは試すことができなかったので、ハンドリングについてはコメントできないが、できの良いATとの組み合わせでそこそこ楽しい走りが期待できるだろう。ブレーキのキャパは十分なように思う。

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