ジャガーXF試乗〜その4

ツーリングの記録を書く前に、途中だったジャガーの試乗記を完結させよう。
ドライビングポジションを合わせる。シートは本革は当然として、座り心地は良い。シート、ステアリングともに電動できめ細かく合わせることができる。この辺はベースグレードでもちゃんとしている。
「シフトダイヤル」とでも言うセレクターをDにして、出発。1700kgを軽く越える車体は流石に重さを感じさせる。前が空いたところで、アクセルを深めに踏んでみたが、あくまでも優しく加速する(決して遅くはない)。試乗コースは平地でもあったし、非力感を味わうことはなかったが、余裕を持って優雅にこのボディを走らせるためには、V6、3Lのエンジンにはちょっと荷が重すぎるかも知れない。らしく走るのには、その上のV8、4.2Lがいいのではないだろうか。が、これはあくまで私の感想と推測で、実際のところ3Lでも十分だろう。
私は知らなかったが、ジャガーといえば猫足と言われるしなやかな乗り心地だそうだ。しかし、XFはむしろドイツ車的な味付けでは?という印象であった。サスペンションがしっかりと仕事をしているのはよくわかるが、多少のゴツゴツ感が不快でない程度にある。前輪の接地感が非常にしっかりしていて、安心して、結果として疲れないで運転できる。
この車、サルーンとしては非常に良くできていると思う。ドイツ車に乗り慣れた人でも割に違和感なく乗り換えることができそうだ。特にEクラスあたりに乗っていて、そろそろ目先を変えてみたい、と思う御仁にはうってつけではなかろうか。しかし、あのダイヤルシフトからわかるように、スポーティな運転には向かなさそうだ(少なくとも私にはそう思える)。ボディも堂々としていて、ちょっと私には大きすぎる。経済的理由はさておき(夢が無くなるからね)、私にはまだ早いなという結論だった。
このお店にXKRクーペが試乗車で置いてあった。さすがに今回は試乗を頼むのは憚られたが、機会を見て乗ってみたいなぁ(多分無理)。
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