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余裕と無駄

2008.09.08(18:15) 575

 昨日の朝日新聞の記事である。漫画が「文化」の域まで来たかどうかは議論のあるところだが、日本人の生活の中に深く入り込んでいることは間違いない。

 ところが、その屋台骨の出版業界は相当な苦境らしい。そうなると、アンダーラインのような現象が起こるのは、ある意味自然な流れである。


 これは漫画業界に限らず、ほとんど全ての業界に当てはまる。無駄を省くことは結構であるが、余裕無駄は違うし、人間全く無駄がないと、いろいろな意味でおかしくなるのは明らかである。

 研究の分野でも、すぐに「売れる」ものばかりがもてはやされ、基礎的な、場合によっては無駄に見える研究は容赦なく切り捨てられている。が、「売れる」技術は恐らくは膨大な「無駄になった」研究の上に成り立っているのではないだろうか。現状を考えると、先人の遺産を食いつぶしているようでならない。

 確かに収入増が見込めないこの状況を見れば、物は安い方がいいだろう。しかし、ここ数年(今はそれすらないが)の「価格破壊」は健全な技術や芸術の育成を着実に蝕んでいるように感じる。これが、私の見込み違いや甘えなら問題ない。50年後にツケを払わされなければいいのだが。

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