R402が直角に左に曲がるK46との交差点にさしかかると、いよいよ目的地のワイナリーである。ところが、曲がった先はミスコースしたんじゃ?というダートの狭い道だ。
SLKは大丈夫だったが、2台のZ4は間違いなく下回りを大地にこすりつけている。しかも周囲は雑木林で、何もなさそうに思える。そんな道を500 mほど走っただろうか。
どこから湧いたの?と思うほど、人と車がいる。カーブドッチワイナリーへ到着した。
かなり駐車スペースはあるのだが、そのほとんどが埋まっていて、危うく駐車不能になるところであった。今まで人がいなかったのと打って変わり、その一角だけは別世界のように混雑している。
何とか駐車し、ワイナリーへ。花いっぱいの庭園とオープンカフェテラス。ここは日本か?状態で、お二人の言葉を借りれば南仏の雰囲気全開である(私は、残念ながら行ったことはない)。この少し先に日本海があるなんて、到底思えない。
カーブドッチワイナリーを中心に、何軒かのお店が寄り集まっており、いずれもおいしそうな料理やドルチェを提供している。これだけの雰囲気を作れば、自然と評判となり、人が呼べるのであろう。少なくとも、この人出を見ていれば、営業努力に見合った評判と思える。
ただし、平日はどうなんだろうか?という点は気になるが、スナフキンさんの「平日に来たいなぁ。」という言葉に実感がこもっていた。