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六十里越(3)

2009.08.26(19:34) 833

 福島県に入って程なくすると、R352が左に分岐する。やっとこさR352も独り立ちだ(笑)。それに敬意を表し?SLKのステアリングを左に切り、R352をトレースする。

 青看板によると、只見方面はこのままR121を走り、直接R289へ案内するようである。中山峠を越え、小さな集落をいくつか過ぎる。山と田んぼののどかな風景である。

 尾瀬から下ってくる(道は繋がっていないが、群馬県側からある)R401を合流し、似たような雰囲気の変化のない道を走る。ちなみに、群馬県と福島県は陸続きだが、直接の陸路がない日本で唯一の県境らしい。(どーでもいいか)

 普通なら飽きるところだが、日差しも絶妙で、気温も若干暑い程度。この好条件の下、オープンでの走行だから、ぼーっと流すような走りでも楽しい。R289と合流すると再びR352は重複となり、今回のツーリングではもう表に出ることはなかった。


 R289は新潟-福島県境が不通となっており、この区間は今回の六十里越以上の難所で、八十里越と呼ばれている。R289のもう一つの不通区間であった甲子温泉付近は、立派な規格の道路が長大なトンネルで結ばれ、めでたく開通している(マニアに有名な、登山道国道もなくなったのか)。八十里越が完成すれば、冬季でも一瞬で県境を越えることができそうである。

 しかし、現時点ではR252、六十里越をするしかない。名だたる豪雪地帯、もちろん、冬期通行止めだ。 只見町役場前でR252に左折するといよいよ六十里越となる。高さ145 mの田子倉ダムの堰堤まで一気に上るため、屈曲が激しい。タイヤを消しゴムのようにすり減らしながら、SLKは上ってゆく。

 その後も狭いトンネル(しかも照明なし)やスノーシェードがたくさんあり、気を抜けないルートである。しかし道幅は十分だし、交通量は極めて少なく、快適に良いペースで走れる。山岳路好きなら、一度は走ることをお勧めする。

 田子倉湖に沿って走っていると、何やら小屋が。見ると「田子倉駅」とある。何かの冗談かと思ったが、覗いてみると下り階段があり、確かにホームが存在する(写真にも線路が写っているのがわかるだろう)。しかもホームの一部ではDocomoの携帯電話が繋がると書いてあった。湖の底に沈んだマタギの里、田子倉集落を忍んで駅を造ったとしか思えないロケーションである(誰が乗降するのかは全く謎)。

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