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ジャガーXKR(2)

2009年 12月14日 20:21 (月)

 スタイリングは、ロングノーズの流麗なフォルムで、私の好み。内装もさすがにジャガーの最上級車種(XJの方が高いか?)だけあり、文句のつけようがほとんどない。ナビがDVDなんてのは、全く問題にはならない(遅れているとは思うけど)。

 キーは身につけていればよく、スタートボタンを押すとV8、 5Lスーパーチャージャーのエンジンが簡単に目覚めた。シートの調整も細かくでき、座り心地もすこぶるいい。ジャガー特有のセレクターを捻り、まずはスポーツモードでギアをつなぐ。SLKのつもりでアクセルを踏むと、出足は日本車のようにガツンと進む。スポーツモードの味付けなのか。

 ただ違うのは、そこから事実上、際限のない加速になる。到底、一般道ではアクセルを踏み込むことはできない。高崎ICから高速へ。北関東道の駒形ICまで往復の試乗である。ランプウエイからアクセルを踏むと久々にシートに体を押しつけられた。馬力は以前乗ったアウディRS6の方が数値上は上だが、加速感はこちらの方がある。

 調子に乗るとワープゾーンの領域にすぐ達する。日本の制限速度ではこの車の良さを享受することは困難どころか、逆にアクセルを踏めないストレスを感じるかも知れない。駒形ICでいったん下り、ランプウエイのコーナー(試乗コースではここが唯一のコーナー)をかなりのスピードで走ってみたが、これが「オンザレール」という感覚か。

 帰りはK氏が是非ダイナミックモードを試せと言うので、切り替えてみた。ギアが1段下がり、高回転を維持するようになった。これはワインディング向きだ。イギリス車はコーナーリングを楽しむ車が多いが、これだけ大柄なクーペでもその辺は心得ているのだろう。ただし、本格的な山道に行くとボディの大きさをもてあましそうだ。

 一般道へ出ると、このモードではとてもじゃないが、走れたものではない。レスポンスが鋭すぎ、ギクシャクして非常に運転しにくかった。それなりにモードを切り替える必要がある。

 この車、クーペに加えてコンバーチブルがあるから、私が知る限りでは理想の一台に近い。唯一にして最大のネックは経済的なものであり、これはどうにもならない。しかし、死ぬまでに何とか所有してみたいと思わせる車であった。

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