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ポロ1.4試乗(2)

2010年 01月14日 20:01 (木)

 さて、走り出してみると、出足はややもっさりしている。踏めばそれなりに加速するが、決して早くはない。ただし、エンジンがガーガーうるさいだけの車とは一線を画しているのは確かである。

 DSGは7速で、これはその存在をことさら主張していない。ゴルフGTIは湿式クラッチなのに対し、こちらは乾式というのが営業氏の説明であった。そのメカニズムの違いによるものかわからないが、確かに加速してシフトアップするときに「パコン」というGTIで聞かれた音がしなかった。ポロの方がさりげなく変速している。一般向けには明らかにこの味付けの方が良いと思う。

 私がもっとも感心したのはステアリングフィールである。必要十分なインフォメーションが伝わってくる(これ、感覚的なもので説明できない)一方で、トルクステアに代表される(私にとって)不快な感覚は一切ない。これは、エンジンがその他の部分に比して明らかに非力であるせいかもしれない。また曲がるときの素直さ、スピードは低いが、思った通りのラインを描く感覚には脱帽した。これは先般試乗したミニとの最大の違いである。

 ただし、エンジンパワーの非力さには、街中では十分であることをわかっていながら、この車しか乗れないという状況ならちょっと耐えられない。ミッションがまだ十分に学習していなかったのかも知れないが、交差点などで一度減速してしまうと、次の加速が非常にかったるい。この次に出てくる1.2TSIエンジン搭載車に期待するしかないし、どちらかと言えばそちらが本命であろう。

 この新型ポロ、あまりにも優等生で面白味に欠けるという評価もあるだろう。が、これだけまじめに本質を煮詰めて作られている車はそうそうないと思う。これが200万ちょっとで買えるなら大バーゲンであろう。

 一般の人には自信を持って推薦できる車であることは間違いない。ヴィッツやフィットを考えている人がいたら、是非試乗してみるべきだ。価値観が変わる人が必ずいると思う。

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2010年01月15日 17:59

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